ワーキングメモリージャーナル~知識編~
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第1に、ワーキングメモリという学びの個性を把握することで、その子どもの持っている力の伸ばし方や弱い面の補い方が見えてきます。支援者や保護者の方々は、どうしても子どものできないことに目が行きがちですが、強い側面を意識し、それを生かし、伸ばしてあげることが大切です。第2に、学習につまづいていても、ワーキングメモリに何ら問題がないことがあります。例えば、読むことが難しい子どもは、音声情報に関するワーキングメモリに弱さを抱えている傾向がありますが、そうでない子どももいます。読みの難しさが発達障害の特性に起因することもありますし、生活習慣や家庭環境の影響を受けていることもあります。それぞれ原因に応じて異なる支援を行わないと、うまくいきません。学びの個性を把握し、生かし、伸ばす

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