結果の要因について

今回の結果の要因として、以下の3つの可能性が考えられます。

  1. たまたまできなかった
  2. 普段から気が散りやすかったり、コミュニケーションが苦手であったりする
  3. ワーキングメモリに弱さがある
湯澤代表理事

お子さまの発達には個人差があり、今回は簡易な検査でたまたまこのような結果が見られたのかもしれません。そのため、心配する必要はないかもしれませんが、以下のチェック項目にあてはまる場合、ことばや数の面での学習の遅れや問題が生じるかもしれません。

発達の遅れが見られるゲームの指標の項目に関しては、意識的に記憶したり、考えたりする機会を増やし、発達を促してあげるとよいでしょう。場合によっては学習の遅れを防ぐための早期のトレーニングが必要です。

視空間性ワーキングメモリ


カードくらべ (ゲーム1)
  • 小学校入学前の年齢で、算数の発達に遅れが心配されるお子様
  • 数がうまく数えられない
  • 数をすぐに忘れてしまう
  • 数に関わるゲーム(すごろくなど)をうまくできないなど
  • (小学校入学後の年齢で)学校の算数の学習に遅れや困難が見られるお子様
言語性ワーキングメモリ


ことばくらべ (ゲーム2)
  • 知性または言語の発達に遅れが心配されるお子様
  • 言語性のワーキングメモリが弱い
  • 文字を読んだり、書いたりうまくできない
  • しりとりなどのことばに関する活動がうまくできない(音の認識が弱い)

ことばや数の面での発達を促すトレーニング教材

< 湯澤正通先生監修 >

ワーキングメモリトレーニング教材

聞き取る力を高める音声学習教材

聞き取る力を測る新しい読解テスト